年齢・病気などの理由があるなら別ですが、夫婦は、何ももっともな理由がないのに、セックスを拒否してはいけないことになっています。
ただし、特に何年以上なら離婚という決まりはありません。ですから、3年以上レスなら離婚できるというわけではなく、1年でもいいかもしれないし、それぞれの事情次第です。
ただ、セックスレスでの離婚の難しさは、夫婦のどちらが原因でレスになっているのかが、他人から見て、わかりずらいことにあります。
もし、お互いに原因があって、レスになっているのなら、夫婦のどちらか一方が悪いという話ではないですから、離婚ができないこともありえます。
調停、特に裁判によって、セックスレスで離婚するには、相手が自分の側にレスの原因があると自分で認めない限り、こちら側で、レスの原因は相手だと、証明しなければなりません。
この証明ができないと、相手から慰謝料を取ることはできないし、離婚もできないかもしれません。
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かといって、レスを証明するのは、難しいものです。2人しか知らない秘密のことですからね。こういうときの証明の方法は限られます。
手軽なのは、日記をつけることです。自分から求めたけれども、拒否されたということを、日々日記に書くのです。
あまり楽しい日記ではありませんが、ちゃんと書かれた日記は、裁判では証拠の価値が高いと考えられていて、有効な証明になります。二、三行の日記でも、毎日の事実がわかればいいんですよ。
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余談ですが、レスにもいろいろな原因が考えられます。浮気かもしれないし、病気かもしれません。
浮気なら、浮気自体が離婚の理由として認められますから、レスではなく相手の浮気を問題にして、離婚することもできます。
病気なら、最近は男性向けのいい薬もあります。女性も、婦人科で病気が見つかることがあります。治療すれば、離婚をしなくてすむかもしれませんね。
よくよく考えて結論を出して下さい。